おまけのお話

Local Cat Society

ローカル・キャットの会の担当者がなぜ、このボランティアを始めたのか・・・

Local Cat Society

それは去る2017年の初夏の出来事でした。まだ年齢的には若い兄が突如、がんに罹りあっという間に亡くなってしまったのです。そして、その死を受け入れられなかった繊細な弟が精神的な病を発症し、小平の病院に入院してしまったのです。そこで小平在住の私が毎日、世話に通うことになったのでした。その病院の場所に通うには今まで通ったことがない団地脇の道を通らなければなりませんでした。その道を通っていたある日のこと、団地の駐輪場で左腕から血を流している黒白の猫を発見致しました。その時は、どうすることもできず、うろたえているうちにそのけがをした猫は消えてしまいました。どうも気になり、毎日、その黒白の猫がいた場所で、またその猫が現れないかと探すようになったのです。すると、なんとその場所に、次から次へと小さな仔猫があちらこちらから現れ始めたのです。私はこれまであまり猫には縁がなく猫に触れたことすらないような者でした。しかし、仔猫達を見ているうちにとても気持ちが動かされ、フードをあげなければと思うようになり、毎日、その道を通る度に少しのキャットフードを持って行きあげるようになったのです。仔猫達はとても懐いて参りました。しかし、しばらくするとその仔猫達の姿は掻き消えるようにいなくなってしまったのです。それがまたとても気になりだし、毎日、その仔猫達も探すようになりました。すると、仔猫達の姿は見えないものの、他の大人の猫達が驚くほど多くいると分かってきたのです。私は小平に住み始めてから6年ほど、それほど多くの猫を見たこともなく、動揺してしまいました。また、この猫達は、去勢不妊手術をしているのだろうか、と気になり、思わず市役所の環境課に駆け込み、情報を得ようとしました。その時は、すぐに情報は得られませんでしたが、そこからご紹介頂いた大ベテランの猫ボランティア様にお目に掛かり、その猫の多い場所のことを聞きだすことに成功したのでした。そしてその団地では多頭飼育崩壊が起きていること、また仔猫達は、動物実験や虐待目的のための「猫引き取り屋」というものに連れ去られたのだろうと伺いました。それからは、急に何かに突き動かされるように、そのボランティアの方と一緒に去勢不妊手術のための捕獲のお手伝いをするようになったのです。それまではまったく、猫の知識もなければ、去勢不妊手術についても何も知らないまったくの無知な素人でしたが、突如、目覚めたかのように、この活動を始めてしまったのでした。そして大きな決断をして、なんと小平に保護猫専用のマンションを借りることまでしてしまったのです。次から次へと未手術の猫達を捕獲してはレンタカーやタクシーを借りて普通の動物病院に連れていき、去勢不妊手術を受けさせ、更にその猫達を保護し、里親探しまで始めるようになったのです。その間に最初に見かけた黒白の左腕を怪我した猫の保護に成功し、病院に通わせることになりました。その猫は一年間掛かって看病をした結果、最終的には、左腕の切断手術をしたものの、身体は劇的に回復し、現在は淡路島にもらわれて行き、とても幸せに暮らしています。気が付いてみると一年間で60匹近くの飼い主のいない猫達を保護しておりました。しかし、まったくの個人でのボランティアの為、資金的に大変な苦労をすることになってしまいました。もちろん、その間で、ボランティア様達の助けも借りて捕獲したり、病院に連れて行くお車も出して頂いたりしましたが、やはり個人での活動には行き詰まりを感じておりました。そこで、ようやく、小平の飼い主のいない猫を助ける団体の登録を決意し、現在に至っております。団体に登録をしたおかげで、手術代に一部、助成金を頂けるようになりました。現在は小平において、自分の目の届く範囲で、不幸な猫達を見たくない、という思いで、身の丈でできるだけの活動を行っております。2020年1月時点では300匹余りの飼い主のいない猫達の去勢不妊手術を行ない、元にいた場所に戻して差し上げるT.N.R.活動を致しました。

Local Cat Society

ここまでは、ごく普通のよくある保護猫活動をするに至ったお話です。これからはちょっと不思議なおまけのお話を書かせて頂きます。私の本業は、セラピストでありカウンセラーです。東京だけでなく、日本全国、または海外まで赴き、心が辛い方々のご相談を受ける仕事をし、またその癒しのメソッドを教える講座などを開催しております。しかし、ごく一般のセラピーではなく、どちらかというと精神世界の特殊な仕事をしております。それだけに、ちょっと人よりも感覚が鋭いという部分もあります。この猫の活動は、まるで「神の啓示」または「神のお告げを受けた」ようなものから始まったのです。そして猫の活動を始めてから、周囲でとても不思議な現象が起きてきたのでした。まずは、精神的なショックで入院していた弟が、私の猫活動が始まって以来、あっという間に全快し、とても健康になって社会復活ができたのです。更に、私自身も長年、悩みの種であった歯の問題がまったく起こらなくなり、生まれて初めてこの一年半、歯医者さんに通わなくなりました。更に私が保護猫を譲渡した人々にも、不思議な出来事が次から次へと起きてきたのです。

 

以下は本当に起きた奇跡の出来事のほんの一例です。

ちょっと良いお話

・倒産しそうであった会社が持ち直した ・自営業の仕事がとても順調になった ・再就職ができ、以前よりも収入が増えた ・人生の指針が見つかった ・志望の大学に合格できた ・家族の不仲が解消できた ・不幸な結婚を解消できた ・子供の成績が伸びた ・うつ病から回復した ・引きこもりの子が外に出られるようになった ・末期のがんであったものが消えてしまった ・骨折を繰り返していた骨がとても正常になった ・アレルギー体質が治ってしまった 

など・・・これらの出来事は、譲渡後しばらくしてから分かったもので、最初から猫ご利益をあてにして、猫を譲ったのではありません。譲渡先の里親さま達も、最初は猫には何も求めずに、無我夢中でお世話をしているうちに、このようなポジティブで前向きで不思議な素晴らしい現象が起きたという嬉しいコメントがあとからあとから頂くようになったのです。私の名前にゆかりのある井伊家では、お侍が雷に打たれそうになるのを、不思議な白い猫に助けられたという豪徳寺の「招き猫」伝説や滋賀県の経済効果が上げた彦根城のマスコットキャラクター「ひこにゃん」など、私自身にも猫とご縁があるようです。尊敬する「夏目漱石」先生も、黒猫の出現によって精神病を克服し、「吾輩は猫である」を執筆し大成功を収めていらっしゃいます。世界中、どこでも猫が幸せな場所は経済的に発展し、人々は心豊かに幸せに暮らしています。猫は古来より神仏にたとえられ、古代の人々は猫に餌を与えるというより、神仏にお供えものをするように、食物を奉納するようであったようです。生きとし生ける命を大事にする人には、天は、恵みを与えるのでしょう。それはもちろん、猫だけではなく、犬でも鳥でも一緒でしょう。それではネズミや蛇やカラスといった生き物はどうか、とおっしゃる方々も多いことでしょう。もちろん、生き物の命の尊さに差はないと思います。しかし、地上に生きる生き物のお役目は少しずつ違うと思います。犬や猫は、人間のコンパニオンアニマル(人間の友達)として、共存共栄をする為に存在しているのです。人間至上主義は良くないかも知れませんが、この住宅街の中でひっそりと生きているコンパニオンアニマル(人間の友達)を大事にして差し上げることは良いことだと思います。猫の寿命はそれほど長くはありません。過酷な環境で暮らす外猫達の寿命はだいたい3年くらいと言われております。そんな住宅街の片隅でひっそりと生きている短い尊い命を、地上の王様に君臨し、好きなように豊かな生活をしている我々人間が守って差し上げることは、地球を大事にし、尊ぶことにもつながると思います。どうぞ皆さまの寛大なお優しいお心を小さき命に向けてくださるようお願い申し上げます。もちろん、猫がもともと好きでない方々もいらっしゃいます。その方々も、これからも幸せに暮らして頂きたく願います。その為の対策はいろいろと考えられるでしょう。猫が増えすぎることは、人にとっても猫にとっても不幸なことです。ぜひ野良猫の去勢不妊手術にご理解頂き、皆さまのできる範囲内でのご協力をお願い致します。

 

「ローカル・キャット」=「地域猫」=「里猫」=「幸運を呼ぶ福神様」=「土地を守る氏神様」

猫とは、古代より神々として世界中で奉られていたようです。古代エジプトでは紀元前5000年頃から、ネズミや蛇を駆除してくれる有難い神様として信仰されていたようです。我が国、日本でも、飛鳥時代くらいより、シルクロードを渡ってきた猫達はネズミを捕る、貴重な動物として珍重されただけでなく、「招き猫」などでも表わされるように、猫が福を呼ぶ神様として奉ることで、ご利益を頂いてきたようです。